孔丘先生

孔丘先生ニートを語る

子曰、飽食終日、無所用心、難矣哉。不有博奕者乎、為之猶賢乎已。 (『論語』巻十七、陽貨第十七)

孔丘先生病の床

子疾病。子路使門人為臣。病間曰、久矣哉、由之行詐也。無臣而為有臣。吾誰欺、欺天乎。且予與其死於臣之手也、無寧死於二三子之手乎。且予縱不得大葬、予死於道路乎。 (『論語』巻九、子罕) 孔丘先生が今にも死にそうな重病になった時、子路さんは弟子た…

孔丘先生と弟子の殺害予告

季氏富於周公、而求也為之聚斂而附益之。子曰非吾徒也。小子鳴鼓而攻之可也。 (『論語』巻十一、先進) 孔丘先生は、弟子のひとり冉求が周公より裕福であると言われる季孫氏に仕えて年貢の徴収に力を発揮したと聞くと激しくお怒りになった。 「あやつは我が…

孔丘先生の有り難いお言葉

子曰、三年學不至於穀、不易得也。 (『論語』、泰伯第八)

孔丘先生の未来への警告

先日、孔丘先生の予言について取り上げたところ、はてなスター、コメント、トラックバックをいただいた。どうやら孔丘先生が本物の予言者であったということについては一定の理解が得られたものと判断して良さそうだ。 そこで今回は先生のお言葉からもう一つ…

裏子張篇

『論語』裏子張篇とは何か。

孔丘先生の予言詩

孔子こと孔丘先生の言行録『論語』。 しかしその内容は多岐にわたり、中には先生ご本人のお言葉とも思えないほど見苦しいものもあったり、先生の食生活についての内容まである。 だが、もしかすると『論語』は単なる言行録ではないかもしれない。雑多な内容…

孔丘先生と子路と塩辛

俗説、雷鳴不得作醬、雷已發聲作醬、令人腹内雷鳴。謹案、子路感雷精而生、尚剛好勇、死、衛人醢之、孔子覆醢、毎聞雷、心惻怛耳。 (応劭『風俗通』佚文) 後漢末当時の俗説に「雷が鳴ったら醤(しおから)を作ってはいけない。作ると食べた人のお腹でゴロ…

孔丘先生の食卓

偉大なる孔丘先生の言行録『論語』。現在、世の中には孔丘先生のふんどしを借りたような著作があふれている。 まったくうらやましい限りである。 今に『もしドラッカーが「論語」を読んだら』とか『「論語」が教える本当に気持ちのいいセックス』とかいった…

天罰

堯曰「咨!爾舜!天之暦數在爾躬。允執其中。四海困窮、天祿永終。」舜亦以命禹。曰「予小子履、敢用玄牡、敢昭告于皇皇后帝。有罪不敢赦。帝臣不蔽、簡在帝心。朕躬有罪、無以萬方。萬方有罪、罪在朕躬。」周有大賚、善人是富。「雖有周親、不如仁人。百姓…

孔丘先生の子孫

あの孔丘先生の子孫が漢の高祖の将軍となっていた件。

孔丘先生の落胆

中国は春秋時代に様々な名言失言を残した孔丘先生も、寿命には勝てない。 孔子病、子貢請見。孔子方負杖逍遙於門、曰「賜、汝來何其晚也?」 孔子因歎、歌曰「太山壞乎!梁柱摧乎!哲人萎乎!」因以涕下。 謂子貢曰「天下無道久矣、莫能宗予。夏人殯於東階、…

孔丘先生の失言5

中国は春秋時代に大言壮語で名を馳せた孔丘先生は、しばしば常軌を逸した発言をしてしまうことで有名。 子曰、予欲無言。子貢曰、子如不言則小子何述焉。子曰、天何言哉。四時行焉、百物生焉。天何言哉。 (『論語』陽貨篇) 孔丘先生はある日キレた。「もう…

孔丘先生の失言4

中国は春秋時代に諸国を股にかけて就活した孔丘先生は、しばしば大人気ない発言をしてしまうことで有名。 冉子退朝。子曰、何晏也。對曰、有政。子曰、其事也。如有政、雖不吾以、吾其與聞之。 (『論語』子路篇) 弟子の一人、冉子が魯の朝廷から戻ってきた…

孔丘先生の就職

中国は春秋時代に生まれた人間山脈の孔丘先生は、自分の就職先が不満で各地に職を求めては断られたことで有名。 孔子貧且賤。及長、嘗為季氏史、料量平。嘗為司職吏而畜蕃息。由是為司空。已而去魯、斥乎齊、逐乎宋・衛、困於陳・蔡之輭、於是反魯。 (『史…

孔丘先生の失言3

中国は春秋時代に私生児として生まれた孔丘先生は、しばしば反社会的な発言をしてしまうことで有名。 魯哀公十四年春、狩大野、叔孫氏車子鉏商獲獸、以為不祥。仲尼視之、曰「麟也」取之。曰「河不出圖、雒不出書、吾已矣夫!」顏淵死、孔子曰「天喪予!」及…

孔丘先生の失言2

中国は春秋時代に職探しのために各地を放浪した孔丘先生は、しばしば反社会的な発言をしてしまうことで有名。 孔子以仲弓為有紱行曰「雍也可使南面」仲弓父、賤人。孔子曰「犁牛之子騂且角、雖欲勿用、山川其舍諸?」(『史記』仲尼弟子列伝) 「雍」という…

孔丘先生の失言1

中国は春秋時代の魯あたりにいた孔丘先生は、しばしば反社会的な発言をしてしまうことで有名。 公山弗擾以費畔、召、子欲往。子路不說曰、末之也已。何必公山氏之之也。子曰夫召我者而豈徒哉。如有用我者、吾其為東周乎。 (『論語』陽貨篇) これはマズイ。…