2012-01-01から1年間の記事一覧

記事オブザイヤー

今年もついにあと1日。 ということで、 http://d.hatena.ne.jp/T_S/20121210/1355065327の【緩募】に応じていただいた少数の方々のご意見を紹介しておきたいと思う。 コメントしていただいた皆様、私を見捨てずにいてくれて本当にありがとうございました。 …

ふと思った事を書いておく

http://d.hatena.ne.jp/T_S/20121119/1353250901に追加。

かっこいい剣その3

http://d.hatena.ne.jp/T_S/20081214/1229251431という古い記事で、漢の高祖の剣「霊金内府」について紹介した。その時は全文を紹介していなかったのだが、今回手打ちしたので載せておく。 なおこの剣のゴージャスな外見はhttp://d.hatena.ne.jp/T_S/2011090…

通常の三倍

陳勝雖已死、其所置遣侯王將相竟亡秦、由渉首事也。高祖時為陳渉置守冢三十家碭、至今血食。 (『史記』巻四十八、陳渉世家) 漢の高祖はかの陳勝のために墓守30戸を葬られた地に置いたという。 十二月、高祖曰「秦始皇帝・楚隱王陳渉・魏安釐王・齊緡王・…

墓守

十二月、高祖曰「秦始皇帝・楚隱王陳渉・魏安釐王・齊緡王・趙悼襄王、皆絶無後、予守冢各十家、秦皇帝二十家、魏公子無忌五家。」 (『史記』巻八、高祖本紀) 十二月、詔曰「秦皇帝・楚隱王・魏安釐王・齊愍王・趙悼襄王、皆絶亡後。其與秦始皇帝守冢二十…

買う漫画

よし、『こーしょー19さい』3巻の表紙キタ!これでかつる! 来年1月12日発売だそうです。 鬼頭莫宏先生のアレやアレな部分がギッシリつまってる『なにかもちがってますか』3巻も発売。 来年1月7日。毎年この時期に出てる。

衝撃を受けた

是時、太后姉子淳于長以材能為九卿、先進在(王)莽右。莽陰求其罪過、因大司馬曲陽侯(王)根白之、長伏誅、莽以獲忠直、語在長傳。根因乞骸骨、薦莽自代、上遂擢為大司馬。是歳、綏和元年也、年三十八矣。 (『漢書』巻九十九上、王莽伝上) 昨日の記事で…

デキるビジネスマンのための中国古典その2

http://d.hatena.ne.jp/T_S/20121224/1356278431の続き。 デキるビジネスマンは当然に歴史上の偉人や成功者の手法を参考にしていくものであろう。 その中でも、皇帝にまで上り詰めた人間の手法というのは大志を抱くビジネスマンほど参考にするものである。

デキるビジネスマンのための中国古典その1

唐突だが、デキるビジネスマンは歴史上の色々なエピソードや教えを参考にしていくものであろう。 もちろん、中国の古典もそんなビジネスマン向けの話がたくさんある。というわけで、これから何度かそういった話を紹介していこうと思う。

前漢の騎兵

太僕牧師諸苑三十六所、分布北邊・西邊。以郎為苑監、官奴婢三萬人、分養馬三十萬頭、擇取教習給六廄、牛羊無數、以給犧牲。 (衛宏『漢旧儀』) 前漢の時代、馬匹管理の役所である太僕所管の苑が北辺や西辺に三十六か所あり、合わせて30万の馬匹や数えき…

忘年

忘年会で飲んできたので更新は省略ってことでいいね?

鳥類憐みの令

(元康三年)夏六月、詔曰「前年夏、神爵集雍。今春、五色鳥以萬數飛過屬縣、翺翔而舞、欲集未下。其令三輔毋得以春夏擿巣探卵、彈射飛鳥。具為令。」 (『漢書』巻八、宣帝紀) 漢の宣帝の時、五色の鳥が万単位で群れを成して三輔近辺を飛び回った。宣帝は…

どうでもいいこと

日記を書いた日数が1466日ということはもうすぐ1500日。 それとあと1年続けば連続1000日か・・・。 よし、この調子でくだらない記事を更新して達成しよう。

断袖

漢の哀帝が董賢に初めて会った時に「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」って言ったり、 哀帝が董賢と一緒に寝ていて「朕は君に会うために生まれてきたんだね」って言ったり、 哀帝が董賢に玉璽を手渡して「これは誰にも渡しちゃいけないよ。・・・また、…

ただのメモ

呂后の父は「呂公」と呼ばれている。 この「公」は尊称かな、と今まで思っていたが、もしかしたら正式な名が「公」という可能性だってないわけじゃないな、とふと思った。

博士のポスト

九月、奉使者不稱。 詔曰「古之立太學、將以傳先王之業、流化於天下也。儒林之官、四海淵原、宜皆明於古今、温故知新、通達國體、故謂之博士。否則學者無述焉、為下所輕、非所以尊道徳也。『工欲善其事,必先利其器。』丞相・御史其與中二千石・二千石雜舉可…

先日見た映画【ネタバレ注意】

土曜に上映時間3時間近くの映画を見た。

封禅のゆくえ

天子既已封泰山、無風雨災、而方士更言蓬萊諸神若將可得、於是上欣然庶幾遇之、乃復東至海上望、冀遇蓬萊焉。奉車子侯暴病、一日死。 (『史記』巻二十八、封禅書) 昨日の記事の続き。 泰山での封禅を終わらせた漢の武帝は、封禅の際に風雨などの災害に遭わ…

霍子侯の死

新論云「武帝出璽印石、財有朕兆、子侯則沒印、帝畏惡、故殺之。」 (『史記』巻二十八、封禅書注『索隠』引桓譚『新論』) 漢の武帝が泰山で封禅を挙行した時、どいやら印璽の石(印璽を作る石なのか、それとも印璽のことなのか)を発見し、何らかの不思議…

2008年12月14日

http://d.hatena.ne.jp/T_S/20081214/1229250210

王翁

王翁嘉慕前聖之治、而簡薄漢家法令、故多所變更、欲事事效古、美先聖制度、而不知己之不能行其事。 (桓譚『新論』言体) 前漢末から後漢初期にかけての人物、桓譚による王莽評の一部。 ここに限らず、彼は王莽のことを「王翁」と呼んでいる。 完全な呼び捨…

定陶

漢五年、已并天下、諸侯共尊漢王為皇帝於定陶、叔孫通就其儀號。 (『史記』巻九十九、劉敬叔孫通伝) 漢の劉邦は項羽を倒すと諸侯たちに擁立される形で皇帝となった。 その儀式が行われたのは定陶という土地だったと伝わっているのだが、なぜ定陶だったんだ…

買う漫画

来ました、『こーしょー19さい』3巻。 発売は来年1月12日。 何度か取り上げたので耳タコな人もいるだろうが、公称19歳の小学生声優とその周囲のお話の4コマ漫画。 この3巻で完結。 前にも言ったが、この漫画がいずれ深夜アニメあたりの原作になる…

【緩募】今年の記事

もうすぐ今年も終わってしまう。 ということで、去年やったように今年も12月31日頃に「この1年を振り返る」的記事を作ろうと思うのだが、誰かその時用に「今年はこの記事が良かったよ!」みたいな推薦をしてくれないものだろうか。 コメント欄かブック…

孔丘先生の後継者たち

博士凡仕六旬、老于陳、將沒、戒其弟子曰、魯天下有仁義之國也。戰國之世講頌不衰。且先君之廟在焉。吾謂叔孫通處濁世而清其身、學儒術而知權變。是今師也、宗於有道、必有令圖。歸必事焉。 (『孔叢子』答問) 秦末に蜂起した陳勝に仕えた、孔丘の子孫であ…

陳胡公

壞徹城西苑中建章・承光・包陽・大臺・儲元宮及平樂・當路・陽祿館、凡十餘所、取其材瓦、以起九廟。・・・(中略)・・・九廟、一曰黄帝太初祖廟、二曰帝虞始祖昭廟、三曰陳胡王統祖穆廟、四曰齊敬王世祖昭廟、五曰濟北愍王王祖穆廟、凡五廟不墮云。六曰濟…

兄嫁への憎しみ

http://d.hatena.ne.jp/Archer0921/20121206/1354796208 これを読んで、ふと漢の高祖劉邦のこれを思い出した。 高祖兄弟四人、長兄伯、伯蚤卒。始高祖微時、嘗辟事、時時與賓客過巨嫂食、嫂厭叔、叔與客來、嫂詳為羹盡、櫟釜、賓客以故去。已而視釜中尚有羹…

あいぽん

今使っている携帯(T-004)に機種変更してそろそろ2年だし、また機種変更しようかしまいか迷っている。 iPhoneとか何か高くない?利用料金が。気のせいかなあ・・・? 俺としてはV602SHみたいなのでいいんだけどな、スペックは今のレベルにしてくれれば。

桓譚の批判

讖出河圖・洛書、但有兆朕而不可知、後人妄加増依託、稱是孔丘、誤之甚也。 (桓譚『新論』見徴) 後漢初めの桓譚が光武帝に対していわゆる緯書の類を批判したのは有名だが、彼はこんなことを言っていたんだな。 河図などの存在と何らかの予兆としての意味は…

読んだ漫画

少々遅くなったが、『グラゼニ』8巻。 今回は主人公中継ぎ(だった)左腕「凡田」が先発転向で結果が出ず二軍落ちするという所。 ここで主人公と対極的なキャラ「丸金」が登場する。 彼は苦労人の若手捕手だが尋常じゃないハングリー精神でスターダムにのし…