昨日の記事で「漢の宣帝って思ったより若くして死んでるな」と思ったので、前漢の皇帝の即位年齢と死亡時の年齢を調べてみる。
- 高祖 42歳で即位、12年在位、53歳で死去。(漢王即位から)
- 恵帝 17歳で即位、7年在位、23歳で死去。
- 文帝 23歳で即位、23年在位、46歳で死去。
- 景帝 32歳で即位、16年在位、48歳で死去。
- 武帝 17歳で即位、54年在位、71歳で死去。
- 昭帝 8歳で即位、13年在位、21歳で死去。
- 宣帝 18歳で即位、25年在位、43歳で死去。
- 元帝 27歳で即位、16年在位、43歳で死去。
- 成帝 20歳で即位、26年在位、45歳で死去。
- 哀帝 20歳で即位、6年在位、25歳で死去。
- 平帝 9歳で即位、5年在位、14歳で死去。
こうして見ると、40代で死去している皇帝が多く、宣帝は長生きしている方でもないが、ことさら早死にでもない事がわかった。
あと、皇帝在位期間としては上から3番目になっている。在位期間は15年から25年程度の間が多い。
それぞれの皇帝の個人的な要素も多いから一概には言える事ではないが、前漢においては皇帝は15年程度在位していると肉体的に支障をきたし始める何かがあるのかもしれない。