五刀流

獻帝起居注曰、(李)傕性喜鬼怪左道之術、常有道人及女巫歌謳撃鼓下神、祠祭六丁、符劾厭勝之具、無所不為。又於朝廷省門外、為董卓作神坐、數以牛羊祠之、訖、過省閤問起居、求入見。傕帯三刀、手復與鞭合持一刃。侍中・侍郎見傕帯仗、皆惶恐、亦帯劍持刀、先入在帝側。傕對帝、或言「明陛下」、或言「明帝」、為帝説郭艴無状、帝亦隨其意答應之。傕喜、出言「明陛下真賢聖主」、意遂自信、自謂良得天子歡心也。雖然、猶不欲令近臣帯劍在帝邊、謂人言「此曹子將欲圖我邪?而皆持刀也」。侍中李禎、傕州里、素與傕通、語傕「所以持刀者、軍中不可不爾、此國家故事」。傕意乃解。
(『三国志』巻六、董卓伝注引『献帝起居注』)

かの李傕は三振の刀を帯び、さらに手に鞭と刀を持った状態で皇帝に謁見したという。




皇帝の側近たちは万一を考えて自分たちも帯剣することで対抗したのだそうだが、万一の際にこの五刀流に勝てたのかどうかは定かではない。





三刀流の剣士を超えて六刀流に近づいていたのか・・・。現実ってアニメや漫画に負けてないね!