岑昬の先祖

岑氏出自姫姓。周文王異母弟耀子渠、武王封為岑子、其地梁國北岑亭是也。子孫因以為氏、世居南陽棘陽。後漢有征南大將軍・舞陽壯侯岑彭、字君然。生屯騎校尉・細陽侯遵。遵曾孫像、南郡太守。生晊、字公孝、黨錮難起、逃于江夏山中、徙居呉郡。生亮伯、亮伯生軻、呉會稽・鄱陽太守。六子、寵・・安・頌・廣・晏。後徙鹽官。十世孫善方。
(『新唐書』巻七十二中、宰相世系表二中、岑氏)

あれ?この『新唐書』宰相世系表にある「岑氏」の「昏」って、呉の尚書岑昬では?



つまり呉の尚書岑昬は後漢の功臣岑彭の子孫ということになっているのか。

(天紀四年)三月丙寅、殿中親近數百人叩頭請晧殺岑昬、(孫)晧惶憒從之。
(『三国志』巻四十八、孫晧伝)