熊の別名

熊無穴、或居大樹孔中。東土呼熊爲「子路」。以物撃樹云子路可起、於是便下、不呼則不動也。
陶淵明『捜神後記』子路

熊は住みつく穴が無い場合、大樹に空いた孔に住むことがあるのだそうだ。



そこで熊のことを「子路」と呼ぶのだという。





「孔」を好むから孔丘先生の弟子の名前を取ったのだろう。



顔回とか子貢ではなく子路なのは、やはり一番の武闘派であったというイメージからだろうか。





いつか熊を飼うことがあったら名前は「子路」、虎を飼うことがあったら名前は「於菟」「李耳」にしようと思う。