費亭侯と費侯

酇、有鄍聚。
【注】
左傳昭四年呉伐楚入棘、杜預曰縣東北有棘亭。襄元年鄭侵宋、取犬丘、杜預曰縣東北有犬丘城。帝王世記曰「曹騰封費亭侯、縣有費亭是也。」
(『続漢書』志第二十、郡国志二、沛国)

費侯國、故屬東海。
【注】曹騰*1封費是酇縣費亭、非此國。
(『続漢書』志第二十一、郡国志三、泰山郡)

大したことではないが、後漢の制度としては費亭侯と費侯は別モノということだそうだ。




「○○亭侯」はそういう地名の「亭」の領主、「○○侯」はそういう地名の「国=県」の領主ということになっているというわけか。

*1:「曹勝」から直す。