2014-01-02 費亭侯と費侯 後漢 酇、有鄍聚。 【注】 左傳昭四年呉伐楚入棘、杜預曰縣東北有棘亭。襄元年鄭侵宋、取犬丘、杜預曰縣東北有犬丘城。帝王世記曰「曹騰封費亭侯、縣有費亭是也。」 (『続漢書』志第二十、郡国志二、沛国) 費侯國、故屬東海。 【注】曹騰*1封費是酇縣費亭、非此國。 (『続漢書』志第二十一、郡国志三、泰山郡) 大したことではないが、後漢の制度としては費亭侯と費侯は別モノということだそうだ。 「○○亭侯」はそういう地名の「亭」の領主、「○○侯」はそういう地名の「国=県」の領主ということになっているというわけか。 *1:「曹勝」から直す。