2024-11-28 鄭公郷 三国 後漢 國相孔融深敬於(鄭)玄、屣履造門。告高密縣為玄特立一郷。 (『後漢書』列伝第二十五、鄭玄伝) 告高密縣為鄭玄特立一郷、名為鄭公郷。 (『三国志』巻十二、崔琰伝注引『続漢書』) かの孔融は高名な大儒鄭玄を尊敬し、自分が鄭玄の故郷高密県を含む北海国の国相となった時、高密県に鄭玄を記念する郷「鄭公郷」を作らせたのだそうだ。 この時、鄭玄は健在だったはずなので、生きている内から故郷が顕彰され、故郷に自分の名を関する地名を付けられた、ということになる。おそらくは許可や相談なしに。 それを知った本人の気持ちはどうだったのだろう。