唯才の国

「(文)欽性剛暴無禮、所在倨傲陵上、不奉官法」(『三国志』巻二十八、毌丘倹伝注引『魏書』)などと言われ、かの魏諷の乱にも関与していたのにも関わらず、「父が良く働いてくれたから」「同郷だから」といった理由で処罰や更迭を逃れ、むしろ出世していく文欽


能力自体はあったのかもしれないが、それはそれで公法を捻じ曲げていいの?的な気持ちになる。