CV:井上和彦

荀勖嘗在晉武帝坐上食筍進飯、謂在坐人曰「此是勞薪炊也」坐者未之信、密遣問之、實用故車腳。
(『世説新語』術解第二十)

あの鍾繇さんたち鍾氏の血を引く晋の荀勗さん。



彼はあるとき武帝司馬炎)の食事の席の同伴し、そこで出たご飯について「この飯はくたびれた薪で炊いたな。味でわかる」などと言い出しだ。



同席していた人はそれを信じなかったが、あとから確認してみると、その飯を炊いたのは車の足を使った、つまりくたびれた薪だったという。





「こんなくたびれた薪で炊いたご飯なんか食べられないよ。明日、本当のご飯というやつをお目にかけますよ」などと言い出さなかっただけ荀勗さんは人間が出来ている。







これはあれやね。



どこの発電所の電気かによって音質に差が出る」とか、「この声優は処女膜から声が出ていない」とかいったアレやね。