親友の死、そして畜生

初、潁川荀攸鍾繇相與親善。攸先亡、子幼。繇經紀其門戸、欲嫁其妾。與人書曰「吾與公達曾共使朱建平相、建平曰『荀君雖少、然當以後事付鍾君。』吾時啁之曰『惟當嫁卿阿騖耳。』何意此子竟早隕沒、戲言遂驗乎!今欲嫁阿騖、使得善處。追思建平之妙、雖唐舉・許負何以復加也!」
(『三国志』巻二十九、方技伝、朱建平)

後漢末の人相見の達人、朱建平。




曹操の謀臣荀攸と畜生のお友達コンビも一緒に人相見をしてもらったところ、「荀攸さんは後の事を鍾繇さんに頼むことになるでしょう」と言われたそうだ。




畜生は自分より若い荀攸が自分に後を頼むなんてことが起こるとは思えず、「そうなったらお前さんの妾の阿騖を再婚させてやるよ」と冗談を言ったが、図らずもその通りになってしまった、という。





友人の妾の再婚話のことが気になって仕方のない鍾繇さんはとっても女性思いですね(意味深)。





【参考】
http://d.hatena.ne.jp/T_S/20140516/1400168497