不老不死

世語曰、并州刺史畢軌送漢故度遼將軍范明友鮮卑奴、年三百五十歳、言語飲食如常人。奴云「霍顯、光後小妻。明友妻、光前妻女。」
(『三国志』巻三、明帝紀、青龍元年、注引『世語』)

魏の明帝の頃、并州刺史畢軌が「漢の度遼将軍范明友の奴婢」を送ってよこした。

年齢は350歳だが、通常通り飲食や会話ができたという。


その鮮卑出身の奴婢は言った。

「霍顕は霍光の後添えとなった側室だ。范明友の妻だったのは、霍光の前妻の娘だ」



サンジェルマンとか荒木飛呂彦のような不老不死伝説である。