州伯

袁術)奔九江、殺楊州刺史陳温而自領之、又兼稱徐州伯。
(『後漢書袁術伝)

千里之外設方伯、五國以為屬、屬有長十國、以為連、連有帥、三十國以為卒、卒有正、二百一十國以為州、州有伯。
(『礼記』王制)


後漢末の袁術が名乗った「徐州伯」とは、『礼記』にあるいにしえの官名。
なお、州の長を「伯」とするのは殷の制度で、「牧」が周の制度なのだそうだ。