張遼、張魯だった

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結構前、「沛国相の袁忠」を「袁沛」と呼ぶことがあった、という記事を書いた。

張遼字文遠、雁門馬邑人也。本聶壹之後、以避怨變姓。少為郡吏。
漢末、并州刺史丁原以遼武力過人、召為從事、使將兵詣京都。何進遣詣河北募兵、得千餘人。還、進敗、以兵屬董卓。卓敗、以兵屬呂布、遷騎都尉。布為李傕所敗、從布東奔徐州、領魯相、時年二十八。
（『三国志』巻十七、張遼伝）

ところで、三国時代の張遼は一時期魯国相だったことがある。

沛国相袁忠は「袁沛」。

ということは、魯国相張遼は「張魯」ではないか。

２０代のころの若い張遼は、張魯だったのである。