『三国志』には載らない人物

叙目
漢涿郡高誘撰
(略)
自誘之少、從故侍中同縣盧君受其句讀、誦擧大義。(略)建安十年、辟司空掾、除東郡濮陽令。(略)至十七年、遷監河東、復更補足。(略)
(『淮南子』高誘叙目)

この高誘さん、『淮南子』や『呂氏春秋』の注釈者として今も名と功績を残しているが、彼が後漢末の人間で、盧植より教えを受け、曹操の元で働いていたということは世の三国志ファンのほとんどが知らないのではないだろうか。
三国志』および注には見えない人物のようである。


これは妄想の類だが、劉備と同郷かつ同門であるから、お互いに面識があったとしても不思議ではない。