魏晋の尚書郎

玉座フェチで能書家にして蜀征服戦の実質的な勝者衛瓘。

弱冠為魏尚書郎。時魏法嚴苛、母陳氏憂之、瓘自請得徙為通事郎、轉中書郎。
(『晋書』衛瓘伝)


この人は駆け出しの頃、尚書郎になったが母が「魏の法律は厳しいので可愛い息子が処罰されたらどうしましょう」と心配するので配置換えしてもらったという過去を持つ。

咸寧初、徵拜尚書令、加侍中。性嚴整、以法御下、視尚書若參佐、尚書郎若掾屬。
(『晋書』衛瓘伝)

そして時は流れ、衛瓘は尚書令となった。彼は法で部下を縛る厳格な内部統制を行ったという。



典型的な「人にやられると文句を言うが自分は同じことを平気でやる」というタイプ。
私と同じタイプだ。