八寸

論語正義』所収の「鄭玄論語逸文注」によれば、六経は二尺四寸の策、『孝経』は一尺二寸の策、『論語』は八寸の策を使って書くものだったそうな。

これはつまり紙ではなく簡を使っていた時の話。その簡の大きさが、経書論語では違っていたというのだ。

なお、二尺四寸というのは漢の皇帝が匈奴単于に送る書に使われたものの二倍以上の長さ。相当デカイ。