曹操、百歳以上の老人を殺すの巻

華佗字元化、沛國譙人也。一名旉。遊學徐土、兼通數經。曉養性之術、年且百歳而猶有壯容、時人以為仙。沛相陳珪舉孝廉、太尉黄琬辟皆不就。
(『後漢書』列伝第七十二下、方術列伝下、華佗


かの有名な華佗であるが、『後漢書』列伝においては「百歳くらいになっても若々しく、人々は仙人だと思った」という一文が追加されている。




これを信じるなら、最後に曹操に殺される時には百歳を超える老人であったということになるのだろう*1




曹操は天下の名医を殺した」の方が「曹操は百歳以上の老人を獄に送り処刑した」よりはまだ聞こえがいい気がしないでもない。




*1:あくまでも信じるなら、である。