董卓の政策

魏書曰(董)卓使司隸校尉劉囂籍吏民有為子不孝、為臣不忠、為吏不清、為弟不順、有應此者皆身誅、財物沒官。於是愛憎互起、民多冤死。
(『三国志』巻六、董卓伝注引『魏書』)


董卓司隸校尉劉囂に不孝者の子、不忠者の臣、清廉ではない官吏、従順ではない弟*1をピックアップさせ、これらに当たる者を誅殺して財産をボッシュートした。


死刑は酷だとしても、親に仕送りしない不孝者や刺青をするくらい清廉ではない官吏を処罰して清浄な世の中にできるじゃないですか。董卓




「愛憎互起」というのは密告や足の引っ張り合いがあったということだろうか。それとも董卓への憎しみが巻き起こったということだろうか。前者のような気がする。


その結果はまあご存知の通りである。




*1:弟子のことかも?