落雷

夏侯太初嘗倚柱作書。時大雨、霹靂破所倚柱、衣服焦然、神色無變、書亦如故。賓客左右皆跌蕩不得住。
(『世説新語』雅量第六)

魏の夏侯玄が柱によりかかって書を作っていた時に雷雨が起こり、雷がよりかかっている柱に落ちて柱は破壊され彼の衣服も焦げ臭くなった。
周囲の人間は当然避難してその場には近寄ろうともしない。


しかし彼自身は「え?どうかした?」と言わんばかりに顔色一つ変えず書を作りつづけたという。




雷でも顔色一つ変えない夏侯△、って話なんだろうけど、落雷はさすがに危険だから逃げた方がいいような気がするなあ。