アバター

俗言、東方朔太白星精、黄帝時為風后、堯時為務成子、周時為老聃、在越為范蠡、在齊為鴟夷子皮。言其神聖能興王霸之業、變化無常。
(応劭『風俗通』正失)


後漢末の応劭の頃のことなんだと思うが、俗に前漢武帝の頃の東方朔は太白星のアバターで、黄帝の時からずっと世にあって、老子范蠡もそのアバターの一つなのだ、という説があったのだという。


ここでは引用していないが応劭は「違うよ、全然違うよ」とその説を否定しているのだが、とにかくそういう説があったというのは興味深い。