女賊

後東平劉腊夢虵生四足、穴居門中、使(周)宣占之、宣曰、「此為國夢、非君家之事也。當殺女子而作賊者。」頃之、女賊鄭・姜遂倶夷討、以虵女子之祥、足非虵之所宜故也。
(『三国志』巻二十九、方技伝、周宣伝)


劉腊さんが四足の生えた蛇が門中の穴に住んでいるという夢を見たので、夢占いの達人周宣に占ってもらった。

周宣さん曰く、「これはあんたの家のことじゃなく、国レベルの事についての夢だわ。たぶん山賊系女子を殺すことになるという意味だね」


後日、夢占いの通り「女賊」の鄭・姜が共に討伐されたという。


「女賊」はなかなか珍しい単語。
賊ガールは別の時代にもいたが、三国時代にもその手の女子がいたというお話。