興平元年の河南尹

於是有司乃奏追尊王美人為靈懷皇后、改葬文昭陵、儀比敬・恭二陵、使光祿大夫持節行司空事奉璽綬、(王)斌與河南尹駱業復土。
(『後漢書』皇后紀下、霊思何皇后)

時に興平元年、長安に居た漢の献帝は自分の生母である王夫人を皇后に追尊して墓を皇后陵にするため改葬させ、王夫人の兄の王斌と河南尹駱業にその改葬を行わせたのだった。

曹操献帝を手中にする二年前のこと。
もしかすると夏侯惇の前任の河南尹はこの駱業かもしれない。