伏夫人

宣帝九男、穆張皇后生景帝・文帝・平原王榦、伏夫人生汝南文成王亮・琅邪武王伷・清惠亭侯京・扶風武王駿、張夫人生梁王肜、柏夫人生趙王倫。亮及倫別有傳。
(『晋書』巻三十八、宣五王伝)

司馬懿の子供のうち汝南王司馬亮、琅邪王司馬伷、扶風王司馬駿らの母は伏夫人であった。




その素性が完全にはっきりしているわけではないはずだから推測にもならない妄想レベルの話だが、後漢献帝の伏皇后と同族だったりしないだろうか。




もちろん伏皇后の近親である可能性は低いだろうが、枝分かれした琅邪伏氏という可能性くらいなら低くも無いのではないか、とも思う。





傍証にもならないが、子の一人司馬伷が琅邪伏氏の里である琅邪の王になっているのは気になるといえば気になる。