霍徴史の乱2

前漢宣帝の時代、霍光の死後に一族が反乱を起こそうとして失敗した。
その後に起こった霍徴史の乱についてはhttp://d.hatena.ne.jp/T_S/20100408/1270654152で記事にしているが、これについてはもう一つ記事があった。

合陽愛侯梁喜
以平陽大夫告霍徵史・徵史子信・家監迴倫・故侍郎鄭尚時謀反、侯、千五百戸。
(『漢書』景武昭宣元成功臣表)

この梁喜は霍徴史らの反乱を知ってお上にいちはやく報告した功績で列侯になった。
平陽というのは河東郡の地名で、霍光の父の出身地である。
つまり霍光たち霍氏の父祖の地。
やはり、霍徴史の乱は霍光の親族が起こしたものなのだろう。