官渡の頃の益州

漢獻帝春秋曰、漢朝聞益州亂、遣五官中郎將牛亶為益州刺史、徵(劉)璋為卿、不至。
(『三国志劉璋伝注)

三国志』本文及び『後漢書』と合わせて考えると、「益州乱れる」即ち趙韙の乱が起こったのは建安五年。

つまり益州刺史となった五官中郎将牛亶は曹操袁紹と戦っていた頃に曹操の側から送り込まれた人物であったことになる。

この時点では劉璋献帝曹操と敵対関係にあったことになる。