前漢の皇后

前漢の皇帝の妻妾について。


漢の文帝の母薄氏は元は魏王豹の妾であった。

漢の武帝を生んだ景帝の皇后王氏は金王孫という男の妻となって娘を生んでいたが母によって皇太子の妾にされた。

戻太子を生んだ武帝の衛皇后は微賎の出の芸者であった。

宣帝を生んだ史皇孫の王夫人もまた貧しさから身売りして芸者となり、そこから皇太子家に身請けされた。

元帝の母の宣帝の許皇后は欧侯氏との結婚が決まっていたが結婚直前に相手が死亡し、宣帝と結婚することとなった。

宣帝の皇后となった長陵の王氏も結婚が決まると相手が死ぬ、ということが何度もあった。

成帝の母の元帝の王皇后、いわゆる元后も許婚が死亡して結婚できなかった。

成帝の皇后となった趙飛燕もまた微賎の出の芸者であった。



芸者率と許婚に先立たれる率が異様に高い。