そういえば、この話の中で襄楷らは今こそ宦官族滅の時だ、といったようなことを言っているな。
つまり皇帝廃立は宦官族滅とセットという計画だったということだな。
宦官とズップズプの皇帝を、そうではない皇帝にチェンジする、ということなのだろう。
これ、何進死後に実際に行われたことと同じなのでは。
王芬らの計画が形を変えて実現したのが実際の宦官族滅だったのではなかろうか。
曹操は宦官とズップズプの抜き差しならない関係であるはずで、しかも宦官族滅の計画に否定的なことを言っている割に、この時も何進死後の時も宦官を族滅したくてたまらない連中と親しくいていた、ということなのか?