前漢儒者の量刑改正

(梁)統在朝廷、數陳便宜。以為法令既輕、下姦不勝、宜重刑罰、以遵舊典、乃上疏曰
臣竊見元・哀二帝輕殊死之刑以一百二十三事、手殺人者減死一等、自是以後、著為常準、故人輕犯法、吏易殺人。・・・(中略)・・・至哀・平繼體、而即位日淺、聽斷尚寡、丞相王嘉輕為穿鑿、虧除先帝舊約成律、數年之閒、百有餘事、或不便於理、或不厭民心。(後略)・・・
(『後漢書』列伝第二十四、梁統伝)

前漢元帝の時や哀帝の丞相王嘉の時に刑罰を軽くした、という話があるらしい。




元帝儒者の重用で有名だし、王嘉は儒者の系統なので、儒者の側から出た政策なのだろう。