武安君

蘇秦既約六國從親、歸趙、趙肅侯封為武安君、乃投從約書於秦。秦兵不敢闚函谷關十五年。
（『史記』巻六十九、蘇秦列伝）

其明年、攻楚、拔郢、燒夷陵、遂東至竟陵。楚王亡去郢、東走徙陳。秦以郢為南郡。白起遷為武安君 。
（『史記』巻七十三、白起王翦列伝）

趙乃以李牧為大將軍、撃秦軍於宜安、大破秦軍、走秦將桓齮。封李牧為武安君。
（『史記』巻八十一、廉頗藺相如列伝）

戦国時代、蘇秦・白起・李牧が「武安君」になっているのか。

なかなか豪華メンバーだ。

特に蘇秦と李牧はどちらも趙の武安君という事になるので、趙では特に「武安君」が何か特別な意味合いを持つ称号だったりしたかもしれない。