「天国へ行く方法」改

誰の事かは言わなくてもおわかりですよね。

必要なものは『わたしの官位』である。
『侍中・守尚書令』
我が官位の先にあるものこそが曹司空がさらに先に進むべき道なのである。




必要なものは信頼できる故吏である。
彼らは欲望にコントロールされる人間でなくてはならない。
権力欲や名誉欲・金欲・色欲のある人間で、
彼らは漢の法よりも曹司空の恩賞を尊ぶ人間でなくてはならない。
いつかそのような者に、この私が出会えるだろうか?




必要なものは『謀反を起こした36名以上の魂』である。
謀反人の魂には 強い力(パワー)があるからである。




必要なものは 『14の言葉』である。


「らせん階段」「カブト虫」「殷墟の街」「五斗米のカルト」「カブト虫」
長安への道」「カブト虫」「特異点」「ちょっと」「天子(エンペラー)」
「紫陽花」「カブト虫」「特異点」「秘密の皇帝」


わたし自身を忘れないように、
この言葉をわたしへの皇后の密書そのものに、傷として刻みつけておこう。




必要なものは 『勇気』である。
わたしは漢王朝を一度捨て去る『勇気』を持たなければならない。
朽ちていくわたしのスタンドは 36の謀反人の魂を集めて吸収、
そこから『新しい王』を生み出すであろう。



「生まれた王」は目醒める。
信頼できる友が発する14の言葉に知性を示して・・・
『友』はわたしを信頼せず、わたしは『友』に空箱を贈られる。




最後に必要なものは 場所である。
北緯34度39分 東経112度26分へ行き・・・
次の「改元」の時を待て・・・
それが『即位の時』であろう・・・