残念さやかちゃんでした

先日の記事(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20130203/1359823585)で、後漢の早い段階で漢の武帝が当時の士人から「犬」扱い(上中下の評価なら下っていうことだろう)されていたことを述べた。


世語曰、帝與朝士素不接、即位之後、羣下想聞風采。居數日、獨見侍中劉曄、語盡日。衆人側聽、曄既出、問「何如」?曄曰「秦始皇・漢孝武之儔、才具微不及耳。」
(『三国志』巻三、明帝紀注引『世語』)


ということは、やはり魏の明帝こと曹叡様を劉曄が「始皇帝漢の武帝と同じタイプだね。才能はわずかに及ばないけど」と評したのは、かなり残念な評価として意識して答えたのだと捉えるべきなんだろうなあ。