@Golden_hamster 華陽国志に地元の大姓に三馬ありだか五馬ありだか書かれてましたよ。あと李厳伝に狐忠なる参軍が見えますね。馬忠の前身かどうか分かりません。
— yunishioさん (@yunishio) 5月 19, 2012
このようなご指摘をいただいたので早速ネタにする。
閬中縣、郡治。有彭池大澤。名山靈臺、見文緯書讖。姓有三狐・五馬・蒲・趙・任・黄・嚴也。
(『華陽国志』巴志)
本当だ。狐氏と並んで馬氏が見える。
「三狐」「五馬」というのはたぶん有力な狐姓が三家、馬姓が五家あったということだろう。
おそらくここに名前が出ているのはその地の有力者であるから、馬忠は狐氏と馬氏という閬中縣の大族二つに関係する人物であったということになる。