趙后體輕腰弱、善行歩進退。女弟昭儀不能及也。但昭儀弱骨豊肌、尤工笑語。
二人並色如紅玉、為當時第一、皆擅寵後宮。
(『西京雑記』巻一)
趙后とは前漢成帝の皇后趙飛燕のこと。
趙飛燕は軽い身体と柔らかい腰つきで、舞うように歩くことが得意だった。
スレンダーなタイプだったのではないかと思われる。
一方、その妹で同じく成帝に寵愛された趙昭儀は、柔らかく豊かな身体の持ち主で、笑い方に特徴があったらしい*1。
俗に言うグラマーというやつだろう。
同じ皇帝に寵愛された姉妹ではあったが、そのタイプは真逆であったらしい。
ちなみに筆者はこの二人で言えば趙飛燕の方を選ぶ。
*1:おそらく「ウェヒヒヒ」とかそういう魅力的な笑い声の持ち主だったんだろう。