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23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/12/17(日) 14:58:10 id:jXc1JKVD0
20 :無名武将@お腹せっぷく :2006/10/25(水) 12:53:13
赤壁というか、曹操荊州侵攻以降の劉備の動きは神がかってるよな。

曹軍侵攻と劉ソウ降伏を知った劉備は、抵抗と曹操撃退の手を考える。

襄陽を占領したてこもるのは時間がないし危険が大きい。劉ソウがいるのだから、占領自体に手間取るかもしれない。

江陵に急ぎそこに拠るのは魅力的だが、だからこそ曹操もそれを真っ先に潰しに来るだろうと劉備にも読めた。

ではどうするか。
自分に近い立場の江夏太守劉キとの合力しかない。しかしこのままでは兵力差にかなり不安がある。
そこで劉備は敢えて襄陽や江陵が目的地かのような行動を取り、曹軍をひきずりまわすことにした。
曹操はまんまとその手に乗り、強行軍に次ぐ強行軍で劉備を追いかける。
更に極めつけは、曹操の切札虎豹騎である。袁譚を斬るなどここ一番に投入されてきた精鋭を、劉備はわざと使わせる策を使った。
それが民と歩調を合わせた行軍である。
江陵を確保されることを恐れた曹操は一挙に決着をつけるべく劉備に虎豹騎を投入。
しかし劉備の遅い進軍は罠だった。今まで民と一緒に行軍していた劉備は、虎豹騎に追いつかれるといきなり全速力で東に逃走。
虎豹騎は民に阻まれ劉備をとり逃がす。後に残るは疲弊して使いものにならない軍馬と恐怖を味あわされた民の曹操への恨みだけだった。
劉備はかくして真の目的を隠し兵力も関羽に分け温存しつつ、曹操には無駄な消耗を強制しながら江夏に入ることに成功したのであった。

昔の自分のレスをサルベージ。
自レスなのは元レス(20)の方。元々どこのスレだったかは忘れた。
所詮2chの自己申告なので信じるかどうかは自由。

この内容を本気で信じてるわけじゃなくてネタなんだけど、この頃の劉備の動きはやっぱ凄いと思う。単なる偶然や幸運とは思えない。