『漢書』のすすめ

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むしろ王朝の基盤が定まり、窮屈な中でセコセコ生きた人々を描いた『漢書』の方が楽しく思える。

同意。
漢書』大好きっ子の私としては似た意見の人がいて嬉しい。

中期以降は安定した王朝でありながら西域には武人の活躍の場があり、貧農の子でも丞相に至るチャンスがあった活気のある世界のエピソードなんだから面白くないわけが無い。
後世の史書のように商人や裏社会の人間も無視されず、王や列侯の系譜は表にすべて掲載されている。
面白い物語集と百科事典が複合したような不朽の書。

皆さんも是非『漢書』を楽しんでみてください。
筑摩書房訳でもいいので。(引用元のタイトルを既に忘れている)