しんのすけ

成帝每微行出、常與張放俱、而稱富平侯家、故曰張公子。
(『漢書』孝成趙皇后伝)

漢の成帝はあの趙飛燕の話で有名な遊び人だが、彼は趙飛燕を見初めた時を含めてお忍び大好きであった。

彼は祖父宣帝ゆかりの張氏で母方のイトコでもある富平侯張放と一緒になって長安の宮殿を抜け出して市街を遊び回った。
そして、その際には富平侯の家の者「張公子」と称したという。

リアル徳田新之助である。