項生

丁寬字子襄、梁人也。初、梁項生從田何受易、時寬為項生從者、讀易精敏、材過項生、遂事何。
(『漢書』巻八十八、儒林伝)


前漢の梁に「項生」という儒者がいたそうな。



梁というと、かの項羽の本拠だった場所(自分の国「西楚」は梁を含んでいたらしい)。梁と項羽はゆかりのある土地なのである。



そんな梁出身の「項生」は項羽の縁者なのではなかろうか。