至(蕭)良娣、罵曰「武氏狐媚、飜覆至此!我後為猫、使武氏為鼠、吾當扼其喉以報。」后聞、詔六宮毋畜猫。
(『新唐書』巻七十六、后妃伝上、高宗王皇后)
唐の皇帝高宗の寵姫のひとり蕭良娣は、武后の命によって捕らえられるというときに「私はネッコに転生し、武氏をネズミに転生させ、ヤツの喉を食いちぎってやる。後悔してももう遅い」と最近のはやりを取り入れた感じに罵倒した。
武后はこれを聞いて宮中でネッコを飼うことを禁じたという。というかたぶん駆除したと思う。
蕭良娣の言葉は結局は多数のネッコを死に至らしめたと思われるので、蕭良娣はおそらくはネッコが嫌いだったのだろう。