たとえば、三国志の劉備なんかの事を「戦に負けまくっているのに家柄や口先だけで生き残った」みたいに考える人というのも少数にしろいるのではなかろうか。
そう考える事自体は別に構わない*1。
ただ、そうなると、あの名家だろうが皇族だろうが確実に勝ち残るという保証のない生き馬の目を抜く時代に生きていたにも関わらず、劉備は口先だけで最後まで生き残ったという事になり、その口先については三国時代どころか人類史上類を見ないほどの悪魔的能力だった、という結論になるのではなかろうか。
※ちょっとした戯言です。
*1:私はそうは思っていないが。