巨無覇を超える巨人

http://d.hatena.ne.jp/T_S/20170509/1494255901



王莽の時代、「巨毋覇(巨無覇・巨母覇)」という名の大巨人(身長一丈)がいた、という話がある(架空の存在とも疑われているが)。




「身長2メートル以上とかあの時代にあるの?王莽はこれだから・・・」などと思う人もいるだろうし、まあそう思う気持ちもよくわかる。




王莽之時、長人生長一丈、名曰霸出。
建武年中、潁川張仲師長一丈二寸。
(『論衡』斉世篇)

その王莽の後に天下を再統一した漢の世祖の時代(建武年間)、「張仲師」という人物はその巨無覇をも超える「一丈二寸」の超大型巨人であった、と『論衡』は伝えている。