土木建築諸葛亮

曰、(諸葛)亮好治官府次舍橋梁道路、此非急務、何也?
袁子曰、小國賢才少、故欲其尊嚴也。亮之治蜀、田疇辟、倉廩實、器械利、蓄積饒、朝會不華、路無醉 人。夫本立故末治、有餘力而後及小事、此所以勸其功也。
(『三国志』巻三十五、諸葛亮伝注引『袁子』)

上記引用自体は実際の批判とは思い難い(論争形式の創作と思われる)が、「諸葛亮は急務とは言えないインフラ整備を盛んに行っていた」という批判があったらしい。




諸葛亮は治国を優先し国力充実を図ったのだ、と言っているので、役所や橋、道路といったインフラ整備は治国のために必要だった、という論旨だろうか。





諸葛亮は武器開発のみならず、土木建築も得意だったのかもしれない(土木の方では特別な発明は無いようだが)。