亀フェンリート

開皇中、掖庭宮毎夜有人來挑宮人。宮司以聞。帝曰「門衛甚嚴、人何從而入。當是妖精耳。」因戒宮人曰「若逢、但斫之。」其後有物如人、夜來登牀、宮人抽刀斫之、若中枯骨。其物落牀而走、宮人逐之、因入池而沒。明日、帝令涸池、得一龜、徑尺餘、其上有刀迹。殺之、遂絶。龜者水居而靈、陰謀之象、晉王諂媚宮掖求嗣之應云。
(『隋書』巻二十二、五行志上)


妖精」っていう語はどうやら1000年以上前からあるらしい。



隋の宮殿内で衛士が怪しいクリーチャーとエンカウントしたので斬ってみたら正体は池の亀だった、と言う話。




残念ながらこの時の「妖精」は「妖精」とは言ってもティンカー・ベルとかピクシーとかいったタイプではなく、どっちかというとミュータント・ニンジャ・タートルズの方が近いらしい。


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*1:この2日間の記事のタイトルが気が付いたら法則性を持っていたので、これはもう今日も関連させないといけない(義務感)って気持ちになってしまった。