鳥>>>人間

圖仙人之形、體生毛、臂變為翼、行於雲、則年増矣、千歳不死。此虚圖也。世有虚語、亦有虚圖。假使之然、蟬蛾之類、非真正人也?
(『論衡』無形篇)

後漢時代、仙人というのは身体に羽毛が生えてきて、腕が翼に変化して飛ぶことができるようになるものなのだと考えられていたという。


究極生物か何か?





王充さんは「そんなのウソだろ。もしそれが本当なら羽根が生えてくるセミや蛾のような昆虫は仙人だというのか?ん?」と揚げ足取り否定している。





ここで大事なことは、当時の仙人というのは腕が鳥のような翼に変化するという認識だということだ。



つまり人間から仙人に進化するというのは、人間が鳥人間になること、と考えられていたということになる。




鳥>>>人間・・・やっぱり鳥類がナンバーワン!