馮夫人

初、楚主侍者馮嫽能史書、習事、嘗持漢節為公主使、行賞賜於城郭諸國、敬信之、號曰馮夫人。
(『漢書』西域伝下)

楚主(楚公主)とは前漢の時に西域の烏孫の王に嫁いだ楚王の娘。
その侍女が諸国への使者となったという話。

女性が漢の節を持った使者になったのは辺境ゆえの特殊事情かもしれないが、漢代の女性について考える時に参考になるかもしれない。