周易九卷後漢大司農鄭玄注。梁又有漢南郡太守馬融注周易一卷、亡。
周易五卷漢荊州牧劉表章句。梁有漢荊州五業從事宋忠注周易十卷、亡。
周易十一卷漢司空荀爽注。
周易十卷魏衛將軍王肅注。
周易十卷魏尚書郎王弼注六十四卦六卷、韓康伯注繫辭以下三卷、王弼又撰易略例一卷、梁有魏大司農卿董遇注周易十卷、魏散騎常侍荀莩注周易十卷、亡。
周易十卷吳太常姚信注。
周易十五卷吳鬱林太守陵績注。
周易荀爽九家注十卷。
周易盡神論一卷魏司空鍾會撰。梁有周易無互體論三卷、鍾會撰、亡。
（『隋書』経籍志一）
『隋書』経籍志より、三国志大好きッ子ならみんな知ってる人たちによる『易経』（『周易』）注釈について。
この中では漢代の孟氏易を良く伝えた虞翻、魏晋で流行した王弼、『九家注』（諸氏の注を集めた）を著した荀爽が特に重要、らしい。
意外にビッグネームが多い。
あと、姚信はおそらく陸遜の甥の人。
