ひとこと(魏王と武郷侯)

昨日のような話からすると、陳寿自身としても、おそらくは当時(西晋)の風潮としても、三国時代の人物としては誰よりも諸葛亮を特別視するような傾向みたいなのがあったのかもなあ。



なにしろ「無力な皇帝をずっと立て続けつつ戦乱を収めようと戦い続けた。しかも兵法などにおいても後の世にも残る実績を作っている」という、魏の実質初代のアンチテーゼにして、臣下たるものこうあるべき、みたいな存在だからな・・・。