先日の記事http://d.hatena.ne.jp/T_S/20130724/1374593747#cにて、コメントをいただいた。
確かに、「沛公」などの例から考えると項羽の「魯公」も「魯を領国とする君主」という爵位の意味ではなく「魯の長官」という意味の可能性は割と高いと思う。
ただそうなると魯の人間は一時期長官に赴任していただけの項羽に妙に義理立てしていたということなのだろうか・・・。
劉邦が儒者に対して好んで行っていた聖水プレイなどを考えると、劉邦憎しで項羽に肩入れしていたというだけで君主や長官であったこととは別ということもありえる。