范隆字玄嵩、雁門人。父方、魏雁門太守。隆在孕十五月、生而父亡。年四歳又喪母、哀號之聲、感慟行路。單孤無緦功之親、疏族范廣愍而養之、迎歸教書、為立祠堂。隆好學修謹、奉廣如父。博通經籍、無所不覽、著春秋三傳、撰三禮吉凶宗紀、甚有條義。
(『晋書』巻九十一、儒林伝、范隆)
魏から晋にかけての人物、范隆。
彼は妊娠15か月で誕生し、誕生したころには父は既に死んでいたのだそうだ。
・・・父の死後数か月して妊娠発覚したことを「父が生きていたころの子なんです!妊娠15か月目なんです!」って言い張った、ってコト・・・?!
まあ、こういった真実は石の下から這い出てこないようにする方がいいのかもしれないが。