幸せの青い鳥あらわる

(顔)含二親既終、両兄繼沒、次嫂樊氏因疾失明、含課勵家人、盡心奉養、毎日自嘗省藥饌、察問息秏、必簪屨束帯。醫人疏方、應須髯蛇膽、而尋求備至、無由得之、含憂歎累時。嘗晝獨坐、忽有一青衣童子年可十三四、持一青囊授含、含開視、乃蛇膽也。童子逡巡出戸、化成青鳥飛去。得膽、藥成、嫂病即愈。由是著名。
(『晋書』巻八十八、孝友伝、顔含)

昨日記事にした顔師古先生の先祖、顔含。



彼は両親と兄を失った後も病で失明した兄嫁を手厚く看護したという。




その兄嫁を治すのに蛇の胆が必要と医者から聞いて探し求めたが見つからず、さすがの顔含も途方に暮れていた。




すると青い衣をまとった少年が突如現れて彼に青い袋を渡した。




その中にはなんと探し求めていた蛇の胆が入っている。





驚いてその少年を追った顔含は、少年が青い鳥にトランスフォームして飛び去って行くのを目撃したという。





青くて可愛い小鳥が時空を超えて顔師古先生の先祖を助けた、ということだろう。



やっぱりインコがナンバーワン!